自生地のベニバナヤマシャクヤク開花 (2016)

2016/6/2
関東某自生地にて

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人生、何ごともあきらめずに続けると身に付くことがある。自生地のヤマシャクヤクに出逢って12年、北の地のベニバナヤマシャクヤクの植生地のことを聞いて、ならば本州でと探し求めて苦節10年、ようやく出逢ったこの花の開花状況を3たび見に行った。

なんという高貴な花なんだろう。昨年、最初に出逢ったときの高揚感はもはやないが、それにしても美しい。ただ、どこに人の目があるか分からない。この自生地に滞在する時間はほんの2~3分だけだ。欲深い人間に見つかればひとたまりもない。アツモリソウやベニバナヤマシャクヤクの盗掘を企んでいるものは、ネット情報を仔細にチェックしている。この程度の背景描写なら何とかなるだろう。

○○山のベニバナヤマシャクヤクはほぼ全滅したらしい。当たり前のことだ。ヤマレコにこれ見よがしに画像を載せて、おまけに、ご親切にGPSログも載せていた。