幌尻岳 マダニに噛まれてしまって・・・ (2015)
2015/ 6/13(土)~15(月)
北海道/日高山系
ヌカビラ岳~北戸蔦別岳~幌尻岳~北戸蔦別岳~1967峰~北戸蔦別岳~ヌカビラ岳
2日目は、花の山を登る。全山、花・花・花・・・。出会った人は下山時にたった一人という、大空間の中の最高のぜいたくさであった。
花の山で
3日目、千露呂川から北電の取水ゲートへ。曇りのち風雨というコンデションながら明日は晴れ間もありと信じて北戸蔦別岳へ。翌朝テントの中に水がたっぷり溜まっていたので相当の降雨があった模様(酒に酔って目が覚めず)。
4日目、幌尻岳を往復するが、気温7℃、風が吹き付け、濃いガスで視界がない。しかし、突如七ッ沼のところだけぽっかり視界が利き、展望良好。次第に天気がよくなってくる。
七ッ沼カール
5日目、視界が利かない濃霧だったが、1967峰を往復する。テントを撤収して下山し、穂別キャンプ場へ。ここでダニに喰われたようだ。銀マットの上を徘徊していた1匹はつぶしたが、その後は気にすることなく酒に飲まれて横ばいになる。
幌尻岳の肩から 七ッ沼
6日目、新千歳空港でメロンをゲットし、ゆうゆう自宅に戻り風呂に入ると、お腹にぷっつりと膨らんだマダニの血袋・・・。プチッともぎったら頭だけが残ってしまった。
8日目、皮膚科に行くと、もう老人の域に達している先生は「マダニでの診療は初めて。」と言って先の太いピンセットで傷口をまさぐる。そして次は注射針で傷口をグリグリ。「固いしこりはあるが取り出せないなぁ・・・。」
処方された薬は感染症治療薬の「ルリッド錠」と同様の薬効の塗り薬の「パラマイシン軟膏」。マダニが媒介するというウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」にかかっているかどうかは噛まれてから2週間ほどの経過観察が必要らしい。
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この記録の詳細は後日
にアップいたします。
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