NHK グレートトラバースの影響? (2015)

 我ら道外登山者にとって、日高の山を縦走する際のアプローチに使う交通手段が大きなネックとなっている。入山も下山もタクシー?捨てるほど潤沢に金があればいいが、限られた予算を効率的に使わなければならない。
 そんなとき、とても助かっていたのは帯広八千代ユースホステルに宿泊するに際し空港からとか空港へとかの送迎を行ってくれていたことや、登山口への送迎もお願いしたのだった。しかし、2015年はこの種サービスは行わない模様だ。

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エサオマントッタベツ岳

 本州から飛行機で十勝帯広空港に到着し、お迎えをお願いし、宿泊して英気を養い、登山口までお願いし、下山後の宿泊のために出迎えてもらえるということは、とても助かっていた。エサオマントッタベツ岳からカムイエクウチカウシ山を縦走する際、単独ならどうするか。空港から直接タクシーで6号堰堤まで入り、下山の際は札内川ヒュッテまで出迎えてもらうことになるだろう。

 公共交通機関の体制が極めて貧弱な北海道で山を登ろうとすると、よほどの暇人でなければ不便をかこうことになる。このような制約を避けるためには特区制度を活用することとなるが、数少ない登山者の便のためには道庁は動かないだろう。

[北海道の山屋さんへ]林道や道道をザックを担いでてくてく歩いている人を見たら載せてやってくださいね。本州の山で出会ったら倍返しは最低限の約束です。