豊穣の国 日本(2015)

桃栗三年柿八年 

この地に家を持って20年余。
家を建てた年に植えた柿は8年たっても実を十分に着けなかった。
しかし、ここ数年は着実に果実を付けることとなって、その実は着実に甘さを増してきている。
 
イメージ 1

 去年はこの柿も大豊作だったが、今年は平年並みという作柄だった。木成りで熟すのを待ちたかったが、なかなか収穫の時間を取れないこともあり、今日すべての実を収穫した。

イメージ 2

 この柿の実のように、今の世代が受け継いだ日本の果実は、必ずサードジェネレーションにも引き継がなければならない。この素晴らしい今の日本に満足できない年寄りが多いが、年寄りの時代はもう終わっていることを認識し、次の世代が暮らしやすい日本にするには年寄りはどのように身を引くか考えるべき時である。屁でもない「平和」だとか「原発ゼロ」だとか「戦争反対」だとか意味の持たないデモに参加し、駅頭で歯の抜けた口でアジテーションするなどして騒いでいる場合ではない。
 
 土曜日の幼稚園で若い先生方が一生懸命働いている姿を拝見し、ことさら年寄りが暇に任せてつまらないことをして、この素晴らしい社会の持続の邪魔にならないようにしなければならないと思う。山の上で「平和憲法を守れ」「登山者9条の会」などのゼッケンをひけらかすようなことは、せっかくの山を汚す最たるものである。