地下鉄の人々 (2015)

2015/11/14
夕方の池袋駅

神田界隈を徘徊し帰宅のために地下鉄丸ノ内線に乗った。
夕方の池袋駅は、土曜日にも拘らず大混雑である。
丸ノ内線の電車を降りてJRに乗り換えのため階段を上がろうとすると、
左右にある登り用の階段の左側だけは、
そのような大混雑にも拘らず誰も使っていない。
その理由は掃除のおばさんが階段の上方から下に向かって清掃を行ない、
ちょうど終わりかけているところだった。
大混雑の中の乗客が整然とその意味を理解し、
掃除に協力しているというような図であった。

台湾・高雄旅行の際に読んだ新聞「自由新報」に、
中国人観光客のマナーの悪さ、傍若無人振りさとともに、
中国人を受け入れても台湾側に利益が落ちない構図にあることから、
中国人観光客の受け入れ政策を見直せという記事があった。

しかし、中国人だけがマナーが悪いのではないのは当たり前のことで、
すべての乗客が雰囲気を察して登りの階段を使わなかったのに、
若いスーツ姿の男性2人が、登りの階段が空いているからシメシメというような顔をして下りてきた。
この人たちのビジネスマナーもよろしくないであろうということは、
疑う必要はないだろう。

東証一部上場の会社だからと、通販でカメラを買った。
間違えて余分に入金してしまったので返金をお願いすると、
端的に言うと
「銀行へ行って振り込むから、その労賃をよこせ。」
ということだった。
よく企業の体質を「見てね」「価格」を見る前に!
ということだろう。