故栗城史多氏に悪意を持つ東京新聞 (2018)

5月21日にエベレストで滑落死した栗城史多さんに対し、事故発生後8日、まだ葬儀も未定という常識的に微妙な時期に、東京新聞服部文祥氏「反栗城」と受け取られかねない紙面展開をしている。このような、死者に鞭を打つが如くの紙面構成は「これまで日本人が命懸けで作り上げてきた死者を等しく哀悼するという精神文化をないがしろにするものであり納得できない。」とお返しされるだろう。

テントや時計、携帯を持たずサバイバル登山をしているという服部氏が栗城史多さんのことを「3.5流」と評している
が、自分がこけて窮地に陥たときに同行のカメラマンの携帯で救助要請して下界に立っているのだから、栗城氏も「アンタには言われたくない。」といったところだろう。

他に選択肢がなかったからとは言え、3流の新聞が3.4流のハイカーに代弁させて「3.5流」を叩くというお粗末な紙面を見ると、なんという無駄遣いをしてしまったのだろうと反省するしかない。

別に「単独」「無酸素」でいいじゃないか、「サバイバル」も然り。