矢岳~酉谷山避難小屋

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酉谷山避難小屋の窓から
 
秩父の山・矢岳から酉谷山に登って、熊倉山から下山する計画を立てた。
しかし、矢岳から先のコンディションの悪さに閉口し、結局奥多摩・東日原に下りてしまった。
 
奥多摩駅で手にした当日(3/25)の新聞の「編集手帳」欄に

さくらだといふ
春だといふ
一寸、お待ち
どこかに
泣いている人もあらうに

という大正期の詩人の「桜」と題する詩が紹介されていた。

同時に、編集手帳は「誰かが世の中の歯車を動かさねばならない、
季節の催事も歯車の一つだろう」とも言っている。

東日原からのバスの乗客が自分ひとりだけであったことは、
そのいずれのことも言い当てていると感じた。
 
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酉谷山避難小屋
 
大震災の復興への途がまだ緒にもついていない。
しかし、今の、これからの不便を甘受し、
復興に必要ならたとえば消費税の増税という方法であっても、
もろ手を挙げて賛成する。
 
記録