レンゲショウマの咲く御岳山から大岳山 (2014)

2014/8/15 奥多摩鳩ノ巣駅~御岳山~大岳山~鋸山~奥多摩駅
 
 北海道の山登りから戻って来た最初の山を、奥多摩の山とした。日帰りという制約なので、時期的にレンゲショウマが咲く山でロングコースを歩くこととして、JR鳩ノ巣駅を起点に御岳山に登り、大岳山から奥多摩駅に下りることにした。
 
 この日は、麓で32度の気温があり、加えて前日の降雨により湿度100%というまたとない登山日和である(?)
 
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 大楢峠までの樹林帯で、暑くて暑くてもう登山は中止、下りて電車で帰宅という選択肢を何度も考えたが、そこをじっと我慢しレンゲショウマの自生地があるという御岳山まで行ってみる。なるほどレンゲショウマはあちこちに咲いていたが、どうもこれは自生地ではないとの疑問が・・・。
 
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 なぜなれば、境内以外にまったくレンゲショウマの植生がないのである。それは、奥多摩駅に下りるまで同じであり、御岳山の境内にこれほどのレンゲショウマの植生があれば、8時間も歩いている途中に1本ぐらいはレンゲショウマに会っていいはずである。よってレンゲショウマに対するテンションは「0」である。
 
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イワタバコ
 
 それにしても汗をかいた。半端な汗ではなかった。こんなことなら日高の藪の稜線を歩いているほうがよほど楽ではないかという思いを持ちながら、奥多摩の駅に降り立つ。さすが奥多摩、こんな灼熱地獄ながら歩く人は多い。