殺生ヒュッテのテント場で (2014)

 槍ヶ岳のテント場が一杯だからと殺生ヒュッテに下り、折からの快晴、そして三連休とあって殺生ヒュッテのテント場も間もなく埋まりかけるころ、どうにか岩石がゴロゴロしているスペースを確保した。(2014/9/12~14の前穂高岳~大キレット槍ヶ岳縦走の記録へ) 
 
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壊れたカメラで①
 
 当日は何事もなく過ぎた。2日目の朝の素晴らしい槍ヶ岳の姿をカメラに収めようとビーチサンダルでテントの外に出て、あれこれ風景を撮影しテントに戻ろうとする前に最後の一枚を撮ろうとした瞬間、岩でバランスを崩し、体勢を保持するためカメラを手放した。
 
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壊れたカメラで②
 
 その結果、デジカメは岩に激突し液晶モニターを破損した。カメラのレンズ部分はなんともなくシャッターを切ることができるものの、液晶では確認できない。ということで、帰宅後同じカメラを注文した。
 
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壊れたカメラで③
 
 新品のカメラを手にしてから「パナソニックは即日修理対応ではなかったか」と思い直し、クラブパナソニックのホームページを見てみると、秋葉原LUMIX & Let' note修理工房が即日・1時間で修理してくれること、代金は8,000円であることが分かった。(実は、前にも修理してもらったことがあったのだった。)
 
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壊れたカメラで④
 
 昔、「慌てる乞食はもらいが少ない」と親から教えられていた。同じカメラが二つあってもしょうがないが、また同じようなことがあるだろうから、秋葉原に行くことにする。山で使うカメラはいわゆるコンデジ(バカチョン)のパナソニック DMC-LX7である。LXシリーズを購入するのはこれで5台目である。4台目と今回の5台目は、レンズの明るさがF1.4と飛びぬけて明るい。これが命である。
 
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北海道・大平山のミヤマオダマキ DMC-LX5で
 
 山登りが主体で、その合間に出会った花や風景をカメラに収めるとき、カメラはウェストポーチに入るコンパクトなものでなければならない。一度の山行で、花がきれいだ、景色がいいというときは何十枚も撮る。もっと撮るときもある。そんなときカメラは小さく、軽くある必要がある。
 
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関東某地のヤマシャクヤク(群落) DMC-LX7
 
 一方で手振れも防止してほしい、勝手にきれいに撮れてほしいという欲求を満たしてくれるカメラ、さらに価格が手ごろなカメラであってほしい。しかし、5台中2台も登山中に落下させてはいけないねと自戒するのであった。
 (参考)DMC-LX7サイト 実勢価格は31,000円程度(2014/9/25現在)