和名倉山/トレッキングポール無事生還 (2015)

2014年の師走に、三の瀬から和名倉山に登った。登山口に駐車できるスペースはないので駐車場は、2軒の民宿のうち「みはらし」のを使わせてもらう。ただし、民宿の鍵はかかったままで、誰もいなかった。
 
和名倉山頂上付近でビバークして翌日、無事下山した。民宿「みはらし」には、駐車料金「1日500円」と書かれていたので、支払いをしようと思ったが、前日同様民宿には鍵が掛けられたままで、人はいなかった。
 
郵便受けに料金を入れようと思ったが、不用心であったので、メモに当方の車両ナンバーと名前、駐車した日を書いて玄関戸の隙間から料金と共に投入した。
 
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今年になって、酉谷山避難小屋~雲取山~三条の湯の2泊3日での登山前日に、和名倉山で使ったトレッキングポールがないことに気付いた。車の中を探してもどこにもない。思い起こしてみると最後の記憶は下山した民宿まで。
 
和名倉山の登山から2週間も経っているしだめかなと思いながらも「みはらし」に葉書を書き、その旨電話をしたところ、民宿はお正月を休んでいるとのこと。戻ったら見てくれるところだった。
 
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ほどなくして、「みはらし」の女将さんから電話があって、ポストのところにトレッキングポールがあったと電話連絡があった。宅急便で送ってくれるとのこと。
 
ご迷惑をおかけしたが、無事和名倉山を共にしたトレッキングポールが戻って来た。あのとき、駐車料金をどのようにして置いて来るか算段しているうちに考えがそちらの方にばかり行ってしまい、郵便受け近くに立てかけたポールの存在をすっかり忘れていた。
 
では、あのとき、民宿が無人だったことをいいことに、駐車料金を置いてこなかったら、民宿に「トレッキングポールを忘れてきたようなのですが、見てくれませんか。」とは、到底恥ずかしくて言えるはずがない。
 
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この間、トレッキングポールを新調した。また、大平山から下山したときにバス停に忘れて、バス会社~市役所とリレーされたトレッキングポールが戻って来た。そういうことで、今手元に3組のトレッキングポールがあるが、自分の手は2本しかない。