光岳~易老岳の間の樹林帯で落としたマグに再会 (2015)
いつ:2014年10月18日の日中
どこで:光岳~易老岳の間の樹林帯
誰が:老少年が
何を:ZOJIRUSHI 直飲み ステンレスマグ【0.36L】を
どうして:ザックのポケットに入れておいて
どうなった:落としてしまった。
話はただこれだけのことである。この日は寒い日で茶臼岳から光岳まで行って、光小屋で休憩させていただいた。帰路に飲もうと買ったばかりのステンレスマグにミルクココアを入れてザックの脇ポケットに忍ばせた。
当日はメンバー4人で歩いたが、老少年はしんがりを務めていたことから、マグを落としたことは本人はもとより他の3人も知る由はない。
これではマグは見つからない 希望峰への縦走路
普段は山専ボトルを持ち歩いているが、一人分の温かいものなら500㏄もいらないからと、軽量化も考えてこのマグを持って行ったのだった。
もう光岳には行くことはないかと思っていたものの、同じ年の2014年11月14~16日の日程で再チャレンジしたところ稜線で爆風に追い返された。
2014年11月15日 稜線へ通ずる登山道
2015年5月8~10日の日程で4度目の光岳としたが、残雪深いこの時期にマグが山中にあるとか眠っているとか思いつくこともなく、9日、横殴りの雪の中茶臼岳から光岳に向かい、光小屋の冬期小屋の2階の扉を開けると、1階でマグが老少年を待っていた。このマグと別れてから7か月、よくぞ老少年をじっと待ってくれていたものだ。
現場の状況説明のための演出ではあるが・・・
このマグを落としたのは三吉平あたりではないかと思っていた。誰かが拾って小屋まで持ってきてくれたのだろう。小屋ノートやネットの記録から拾ってくれた人を探してお礼を述べたいと思っている。
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やま旅・はな旅 北海道
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