甲武信ヶ岳・破風山避難小屋/笹平避難小屋（２０１３）
２０１３/１２/１３（金）～１４（土）
１日目：徳ちゃん新道～木賊山分岐～破風山避難小屋（旧・笹平避難小屋）
2250ｍ付近、賽ノ河原から破風山を見る 小屋は鞍部のポコの後ろにある
ヤマテンの天気予報は、強風の上最低気温を－１４℃と伝えていたが、下ってくる人は、「甲武信小屋から甲武信ヶ岳に向かったものの、強風だったので頂上には出ないで下りてきた。」と言うし、宿泊した破風山避難小屋の内部の温度は夜明けに－１５℃もあった。
破風山避難小屋/旧笹平避難小屋
小屋内で、保温を講じていなかったものはすべてカチンカチンに凍ってしまっていた。また、この小屋は隙間だらけで小屋の中に雪も吹き込んでいて、これからの厳冬期に使う場合、それなりの準備をしっかりする必要がある。
小屋の中で－15℃
小屋にストーブが置かれているが、着火に必要なものは（当然のごとく）ない。薪は小屋の中に置かれているが、それは直径２～３０ｃｍ、長さ２ｍほどの丸太であって、そのままでは用をなさない。よって、適当な長さに切り、ストーブに入るように割らなければならないが、マサカリ、ノコギリの類も置かれていない。
甲武信ヶ岳頂上滞在時間約3分
小屋内の気温が－１５℃であったということは、朝の外気温は－１８～２０℃ぐらいにはなっていたのかも知れない。日が射してからも、見晴らしがきくところでは強風が吹き付け、耐寒気温が著しく低下した。単純な標高差だけでも約１４００ｍ、久しぶりに堪えた山だった。
[やま旅・はな旅 北海道]
